【鹿児島にあさが来た】薬剤師みらい会議

【鹿児島にあさが来た】薬剤師みらい会議

こんにちは。鹿児島移住計画です。
12/7(木)鹿児島中央駅前の下堂薗茶舗にて第0回「薬剤師みらい会議」が開催されました。

この会議は、鹿児島県薬剤師会がいつでも気軽に相談でき、信頼できる、地域に密着した薬剤師「かかりつけ薬剤師」を広く知ってもらおうと企画しました。

 

薬剤師みらい会議の仕掛人・原崎さん。地域に飛び出す薬剤師の象徴的な存在

いつも「お薬」とは全く関係のないところでいろいろお世話になっている薬剤会の原崎さんが仕掛人となって「薬剤師みらい会議」を開催することになったのですが、企画段階からお手伝いさせていただいたので、開催にあたって考えたことを記録しておきたいと思います。

 

薬剤師・薬局に関わる人を増やしたい

まず薬剤師・薬局と聞いて思ったことが次のこと。

「薬をだしてくれるというのは当然だけど、薬剤師さんってどんな人たちなんだろう?」
     ↓
「ん??薬剤師さんのことって全く知らない」
     ↓
「薬を貰うときにも会話することないしなぁ」
     ↓
「あれっ??会話もだけど”ありがとう”すら言ったことがない、、、」
     ↓
「薬剤師さんや薬局って、ぼくら(日常)から距離が遠すぎるなぁ」

特に気になったのは、お医者さんや看護師さん、介護職などの方は、「ありがとう!」と感謝されているイメージができるけど、ぼくも薬剤師さんに「ありがとうございます」と感謝の言葉をいったことがないし、くすりを貰うときに言っている人を見たこともない、、、。

もちろん「いやいやお前が知らないだけで、そんなことはないよ!」という方もいるとは思うけど、ぼくの周りの人に聞いてみてもそんなイメージの人が多い。

もし、薬剤師さんが薬を出してくれる”だけ”の人になっているとすれば、薬剤師さんって、結構辛い状況にあるのではないか。あまりにも地域や一般の人との距離が遠くなっているのではないか。という仮説のもとに「薬剤師みらい会議」を通じてこの2つを増やしたいと思ってます。

  • 薬剤師・薬局のグッドニュースを増やす(薬剤師、薬局の周りに「いいね!」「ありがとう!」を増やす)
  • 薬剤師・薬局“に”関わる人を増やす、薬剤師・薬局“が”関わる人を増やす

そして、このコンセプトをもとに考えたロゴとブランドメッセージがこちら。

ロゴには、象徴的なイメージである「くすりのカプセル」にLとIの文字を配置してます。「(L)ife=人生、暮らし、命、私」と「(I)Innovation、Idea、Information=私、イノベーション、アイデア、情報」が重なることで、薬局・薬剤師の周りに“いい”ねが生まれ、結果“いい”薬局・薬剤師が生まれていく。

ブランドメッセージは、シンプルに“いい”薬局や薬剤師が増えることで、「Happiness,Future(幸福な未来)」につながるという想いを込めています。

まだ(仮)なので、このまま使えるかは未定ですが。笑

 

薬剤師も外に出よう!、舞台に立とう!

前置きが長くなりましたが、薬剤師・薬局関わる人を増やす薬剤師・薬局関わる人を増やす場として生まれたのが「薬剤師みらい会議」なのです。

 

薬剤師みらい会議のポイントは、仕掛人の原崎さんが声を掛けた多世代・他業種のメンバーが30名以上集まったということ。始まる前からかなりの熱量。チェックイン(自己紹介)を経て、さらに場が温まっていきます。

場が温まってきたところで、薬剤師会の上野会長から、薬剤師のこれまでとこれからについてインプットの時間。

昔のまちの薬局はくすりを出すだけではなく、スーパーマーケットやドラッグストアのように、いろいろなものを販売していて、気軽に寄れて身近な困りごとを相談できる「まちの相談所」のような場所であったということ。

しかし、時代が流れるにつれて、調剤をすることだけが仕事になってきてしまっているので、「地域の科学者」として、薬剤師も外に出よう!、舞台に立とう!というメッセージがとても印象的でした。

上野会長からの話題提供のあとは、感想共有の時間。グループの中でそれぞれが気づいたことや、疑問について話し合います。

薬剤師さんは告白を待っているんです。自分からは行けないんです。とグループで話したことをユーモアたっぷりに熱く語ってくれる薬剤師さんも。笑

 

顔が見えることで共感が生まれる。「薬剤師って面白い!」

休憩を挟んだ後は、薬剤師さんってこんなことができるんだよというのを知ってもらうために、3名の薬剤師さんにショートプレゼンをしてもらいました。

1人目は、くすりのことをアカデミックに追求しているという鎌田さん。くすりを飲み忘れたり、こんな時に飲んでも大丈夫なの?というときも、お医者さんよりも自信を持って答えられますと言い切る姿は格好良かった。

 

2人目は、学校薬剤師の濵田さん。学校での保健や環境チェックの他にもマラソンなどスポーツ大会でのドーピング対策も薬剤師さんが活躍しているということで、新たな気づきが沢山。

3人目は、薬剤師であり県議でもある宝来さん。地域包括ケアなど、薬剤師の職能をどう社会や地域に還元できるのか、薬剤師さんと地域との関わりについての考えるヒントがありました。

3人の話しを聞いて、薬剤師って面白い!となったところで、最後は薬剤師さんも一般の方も関係なく、それぞれに関わりをつくる時間へ。

参加者の中から、いま困っていることや話したいテーマを持っている5人の方に立候補してもらい、参加者それぞれが興味のあるテーマに分かれて対話しながら、テーマを深めていきます。

最後は5つのグループで話したことを共有して、参加した全員で記念撮影をして第0回の薬剤師みらい会議は終了となりました。

 

薬剤師以外がどう関わり、発信していくか。

2時間という限られた時間でしたが、そこから見えたのは、どの薬剤師さんも個性豊かで面白いということ。薬剤師という職業で捉えると取っつきにくいところがありますが、個々の顔がみえてくると自分との関わりを具体的に考えることができます。

「薬剤師以外がどう関わり、発信していくか。」

どんなことでも言えますが、そこに関わる特定の人だけで物事を考えるのには限界が来ているし、それしかできない業界に明るい未来はやってこないと思ってます。世代も職種も関係なく、自分以外のことに関心を持って関わりをつくっていく。

それが即効性はないけれど、長期的に重要なことだと「薬剤師みらい会議」は改めて教えてくれました。

 

・・・・・・・・

と、偉そうに振り返りましたが、会中は久々に緊張の連続。変な汗かきまくり。笑
参加者は、ほとんどがはじめましての方で、かつ薬剤師や薬局という、なかなか普段語ることが少ないテーマ。薬剤師以外の方がこのテーマをどう受け止めてくれるのか。集まってくる人の顔を見ながらプログラムを変更するという、かなりビビりながらの2時間でした。

そんな弱気なぼくを助けてくれた、鹿児島のグラフィックレコーディング界の巨匠アラワス・せきちゃんと、WEBデザインから動画まで意外とマルチにこなすチャコの2人には本当に感謝です。2人がイベントの見える化と動画撮影のために甑島と頴娃から駆けつけてくれたことで、よりよい場にすることができたと思います。

ファシグラ界ではもはや全国区!グラフィックライターのせきちゃん

「薬剤師みらい会議」のこれからが楽しみです!

(Photo by 重久清隆

ライター紹介

Pagetop