【Interview】永山さん、鹿児島移住ドラフト会議ってなぜやるんですか?

【Interview】永山さん、鹿児島移住ドラフト会議ってなぜやるんですか?

全国初の取組となる「鹿児島移住ドラフト会議」。
 
鹿児島移住ドラフト会議は、「移住や地域での暮らしに関心のある人」と地域づくりに積極的な「地域コミュニティ」のマッチングシステムです。
 
この鹿児島移住ドラフト会議は、一見するとエンタメ性が高く面白そうではありますが、一体なぜこんなことを始めようと思ったのか、言い出しっぺでもある鹿児島移住計画の永山由高さんに聞いてみました。

 

聞き手:安藤淳平

 

 

自分を必要としてくれるコミュニティがあれば移住の不安は軽くなる

 

−鹿児島移住ドラフト会議って、面白そうではあるんですが、よく分からないところもあるし、そもそもなんでこんなことを真面目に始めようと思ったのかが伝わりにくいところだと思います。なぜやろうと思ったのですか?
 
 
永山由高さん(以下、永山さん)鹿児島移住ドラフト会議を始めた背景には、移住を取り巻く4つの問題があります。
 
まず移住者目線では、自分のスキルや経験が地域でどのように評価されるのか、わからないということ。 そしてもう1つ、移住にあたって、受け入れてくれるコミュニティがあるのか不安だということです。
 
私自身が、高校で鹿児島を離れて大学から県外に行き、22歳で東京 の金融機関に就職しました。その後、26歳の春に銀行の退職とUターンを決意したのですが、そのとき にぶつかったのもこの2つの不安でした。 2つとも、実は移住前に解消できるはずのものではないか。
 
移住前に、自分を必要としてくれるコミュニティがあれば、2つの不安をクリアにしてから移り住むことができるのではないか。これが、この企画を始めた最大のきっかけです。
 
実は、移住者を受け入れたいと願う地域の側にも、いくつかの課題があります。 1つは、移住促進の取組を考えようにも、移住希望者の声がなかなか聞こえてこないということです。 地域の活力を増すために移住者を増やしたいと考える地域は多くありますが、そのターゲットとなる移住候補者がどんな人で、どんな期待を持っているのかを把握する術がこれまではありませんでした。
 
そしてもう一つは、地域で「どんな移住者に来てほしいか」を議論する場がないということです。 地域側が意思表示できる機会がないと、移住者と移住地が相互に期待をすり合わせる場面もありませ ん。
 
これらの課題を一度に解決する仕組みをつくることはできないか。。。 その答えとして考え付いたのが、プロ野球でお馴染みの「ドラフト会議」なのです。笑  
 
 
d5

 

移住だけじゃない都市と地域の接点をつくりたい

 
−鹿児島移住ドラフト会議というと、「移住」という言葉に目がいきますが、ドラフト会議はどんなイベントになるのでしょうか?
 
 
永山さん移住ドラフト会議は、移住の促進だけを目的としたものではありません。
 
ドラフトという相互のマッチングを通して、移住だけじゃない都市と地域の接点づくりを考えています。たとえば、いつか地元に帰りたいけれど今すぐには帰れない人が、年に2回くらいの観光と合わせて地域のひとたちとの接点をもつ。それはもしかしたらただの飲み会に見えるかもしれません。けれど、その人にとっても、その地域にとっ ても、いつかの移住に向けた大切な準備になるはずです。
 
または、移住は難しいけれど、ビジネスでつながるという接点もあります。その地域の特産品を、都市で販売するというような緩やかな繋がりの中で、少しずつその地域が第2、第3の故郷になってゆく感じです。
 
鹿児島移住ドラフト会議は、そんな「観光と移住の間」をつなぐ仕掛けにできればと思っています。  
 
 
d3

 

人も地域も、暮らしについて主体的に考える。そんな文化をつくりたい。

 
−鹿児島移住ドラフト会議の本番は4月に開催されるそうですが、ドラフト会議を2回、3回と重ねていく先に描く姿はどのようなものなのでしょうか?  
 
永山さん移住ドラフト会議の先にあるのは、人と街の関わり方に主体性と双方向性が生まれる世界です。
 
そこでは、住むだけでなく様々な人と街とのかかわり方があります。 自分はどんな町で、どんな人と、どんな風に暮らしたいんだろう?
この町には、どんな人に来てほしくて、どんな暮らしを提案したいんだろう? 人も地域も、暮らしについて主体的に考える。そんな文化を少しずつつくっていけたらいいなと思ってい ます。
 
そのために、ドラフト会議では、自分たち(今住んでいる人)と、移住者(これから住む人たち)が共に幸 せに地域をつくっていくためのより良い入口にしていきたいと思います。

 

 

↓↓↓エントリーは1/31締切!鹿児島移住ドラフト会議↓↓↓

http://kagoshima-ijyu.jp/draft/

 

ライター紹介

Pagetop